<J1:浦和1-2名古屋>◇最終節◇6日◇埼玉

 最終戦を終えた浦和はピッチ上で淵田社長と、今季限りで退団するDF坪井がサポーターに向けてあいさつした。

 2月に就任した社長は「チームはミシャ(ペトロビッチ)監督の下、この3年間で着実に力をつけてきている」と述べたが、敗戦直後とあってスピーチの間はブーイングが続いた。

 一方、浦和一筋で13年間プレーした坪井には温かい拍手が送られた。35歳の元日本代表DFは「チームはこの敗戦を乗り越えて、また強くなってくれると信じています」と涙ぐみながら話した。