<J1:徳島0-0G大阪>◇最終節◇6日◇鳴門大塚

 9年ぶり2度目の優勝を決めたG大阪は、優勝セレモニーで銀皿などを受け取ると、記念Tシャツを着てサポーターへあいさつに出向いた。

 主将MF遠藤保仁(34)は「あれだけ守られると崩すのが難しかった。でもチーム全体で喜び合えた。毎年、必ず日本一を狙えるチームにしたい」と胸を張った。

 FW宇佐美貴史(22)は、応援にきていたタレントたむらけんじ(41)と抱き合った。「まだ実感ないです」と興奮を抑えきれなかった。野呂輝久社長(60)は「まだ試合が残っている。歴史に残る3冠を取りたい」と気合を入れていた。