横浜DF中沢佑二(36)が12日、東日本大震災で津波被害に遭った宮城県山元町の坂元小学校を訪問した。

 「BOMBER22

 みんなに笑顔を

 プロジェクト」と題し、今回で14度目の被災地訪問。

 同小学校では児童ら計158人とサッカーでふれあい、給食では食事も共にした。持ち前の明るいキャラクターで子どもたちから人気を集め、トークショーでは「今できることを一生懸命やって欲しい」と力説。「例えば、今日家に帰ったらうがい手洗い、宿題、習い事とか…あと中沢選手のユニホームを買うとか。中村俊輔選手じゃなくてね」と言って笑いを誘った。

 また同町内で復興に向け再開した農産物直売所「夢いちごの郷」を訪問。「(今回の来町も)僕にとっても大切な時間。来ることで笑顔になってもらえれば」と、今後も活動を継続していくつもりだという。