広島から昨季ACLを制したウェスタンシドニー(オーストラリア)に移籍する元日本代表のMF高萩洋次郎(28)が15日、広島市内で報道陣の取材に応じ「年齢的にも、コンディションのベストの状態で挑戦したかった。去年アジア王者になっているし、一番にオファーしていただいたのが決め手」と説明した。

 2012、13年のリーグ連覇に貢献した高萩は、ACLなどで海外クラブと対戦して「技術的なものは負けていないと思ったけど、結果に出ないのはサッカーに違いがあるのかなと。肌で感じてレベルアップしたい」と話した。愛着のある広島を離れることになり「またサンフレッチェからオファーをもらえるようなプレーをしたい」と新天地での活躍を誓った。