横浜は18日、横浜市内の日産グローバル本社「日産ホール」で今季から指揮を執るエリク・モンバエルツ新監督の就任会見を行った。

 同監督を招聘(しょうへい)した嘉悦朗社長も、並んで座った。同社長には、今オフの外国人補強についての質問があった。

 現時点で新外国人選手の獲得がなく、外国人は昨季も在籍したFWラフィーニャとDFファビオの計2人。外国人枠に空きがある。この点について、同社長は「あえて(枠を)残してあります。監督が全選手を見て戦術を浸透させていく中で、それでも必要だとなるなら、外国人選手を獲得を狙う、その可能性を残してあります」とした。

 時期についても同社長は「2つ考え方があります」とし、2015年のJリーグが設定する2つのウインドー(登録期間)を挙げた。なお、第1登録期間は3月27日まで。同社長が「夏のマーケット」と表現した第2登録期間は、7月10日から8月7日までとなっている。

 必ず獲得するというわけではなく「2つのタイミングと、いずれも使わない、そういった可能性がある」とした。

 外国人“第3の男”が横浜にやって来る可能性は、現時点で流動的。まずは、チーム始動後、新指揮官が選手編成のバランスなどをどう見極めるかによるようだ。