山形GK山岸範宏(36)が19日、天童市内で今季初の全体練習に臨んだ。積雪のため屋内で約1時間半の調整だったが、GK陣は走り込みや重いボールを使った下半身強化など初日とは思えぬ厳しいメニューをこなした。

 オフ中はメディア出演のオファーが殺到。多忙な日々を過ごしながら、埼玉県内で10日間の自主トレを行い「いい緊張感を持って過ごせた」と万全の状態で始動を迎えた。15年目のベテランは、練習中に苦悶(くもん)の表情を浮かべる若手に「しっかりやらないとJ1で戦えないぞ!」とゲキを飛ばすなどエンジン全開だった。