J1切符もこれでチャーター!?

 8日にホーム(ベストアメニティスタジアム)で開幕戦を迎える鳥栖が5日、小型軽飛行機をチャーターして、J1でも珍しい空からの大規模PR活動を行った。「やれることは何でもやって、1人でも多くのサポーターに見にきてもらいたい」と松本GM。練習を終えたばかりの選手の上に出現した小型軽飛行機は「(対戦相手の)山形を迎え撃て」とメッセージを流しながら約20分、鳥栖市内の上空を旋回。さらに佐賀市など県内各地の上空も鳥栖が“宣伝ジャック”した。

 昨年の開幕戦もホーム開催だったが、福岡に0―5と惨敗。開幕3連敗を喫するなど、スタートダッシュに失敗する手痛い試合となっただけに、今年は開幕戦前日の7日まで鳥栖市の街宣車によるPRも続けられる。「みんなで歴史をつくろうと話をしている。(多くのサポーターの前でJ1昇格へ)うねりを大きくしていきたい」と岸野監督。地元サポーターという“大きな翼”を得て、今年こそ鳥栖がJ1へと飛び立つ。【村田義治】