自信を失うな!

 開幕戦で柏に0-2で敗れたJ1磐田は11日、磐田・大久保グラウンドで練習を再開。自信喪失しかかったチームのためにMF名波浩(35)が動き、MF上田康太(21)ら各選手にアドバイスして回った。次節のホーム開幕戦となるG大阪戦(15日、エコパ)に向けて、背番号16とともに磐田が立て直しを図る。

 名波が早速、動いた。柏に何もできずに敗れ開幕前の「いい準備をした」という自信が失われかかった。そのほころびを縫うように、選手をつかまえては話しかけた。「やってることが間違ってると思わないようにしないと。考えがブレると、やることもブレてしまう」。積極的に、チームを鼓舞しにかかった。

 MF上田には戦術眼を教えた。懸命にパスをつなごうと意識しすぎたボランチに「逆に攻めさせて、カウンターに行く構えを見せるのも手。気持ちも『攻められている』ではなく『攻めさせている』と考えてプレーするのが大事なんだ」と違った視点を与えた。MF船谷やDF大井の若手に加え、FW中山やGK川口らにも身ぶり手ぶりで「サッカー談議」に花を咲かせた。

 次節G大阪戦。FWジウシーニョの出場停止でMF西が前線に上がり、名波の先発の可能性もある。「最初でも途中でも、出たら『こうゲームをつくろう』というイメージは常に持っている」。名波が、チームを立て直す。【今村健人】