<ナビスコ杯:札幌2-1川崎F>◇予選リーグC組◇23日◇室蘭

 川崎Fは札幌に逆転負けし、今季公式戦4戦勝ちなし(3連敗)だ。

 川崎Fイレブンが崩れ落ちるようにうなだれた。J1最下位の札幌にも屈し、昇格組に今季公式戦初白星を献上。日本代表MF中村に代わって先発のMF養父は「何が悪いか分からない。点も取れないし失点も多い」とつぶやく。優勝候補に挙げられながら、今季公式戦4戦未勝利。それも3連敗とどん底に陥り、完全に自信を喪失していた。

 前半3分にDF寺田のヘッドで先制も、後半にMFクライトンをトップに上げ強引に仕掛けた札幌に押し込まれた。関塚監督も「守備から入りたいと考えた」と言うように、後半途中から守備固めで2選手を投入も、逆に後手を踏んで29、40分と連続失点。FW鄭は「昨季なら1点入ったら、もう1点と勢いがあった。でも無難なプレーをして、後ろにボールを下げては悪い位置で取られた」と悔しがった。

 試合後、同監督は珍しくゴール裏に出向きサポーターに敗戦をわびた。「前を向いて進んでいくしかない」と悲壮な覚悟も見せた。一方、福家GMは「みんな後ろ向きになってる。代表組が戻ってくれば変えてくれるはずだが、誰かに頼っちゃってるところもある」と指摘した。99年のJ参戦後、公式戦14戦目で初めて札幌に負けた屈辱から何をつかみ取るか。出口はいまだ見えない。