<J2:C大阪2-1仙台>◇23日◇第4節◇長居

 アウェーで3連勝を狙った仙台が、C大阪の助っ人2人のゴールに沈んだ。1度はFW中島裕希(23)の2試合連続ゴールで追いついたが、後半36分に決勝点を奪われ1-2で敗戦。昨季は13戦目で記録したリーグ戦2敗目を、早くも開幕4戦目で喫してしまった。前半の入り方に、手倉森誠監督(40)もイレブンも反省の弁。後半は内容が良かっただけに、手痛い取りこぼしとなった。

 「あー、悔しい!」。手倉森監督は報道陣の前で、痛恨の黒星を大声で悔やんだ。「ボランチに収まった人間の特徴を消してしまった」。左足首ねんざのMF永井の代役で、MF梁をボランチで起用した。だが、FW陣と梁の距離が間延びしボールがつながらない。指揮官の反省の弁は、司令塔の攻撃性を消してしまったことに向けられたもの。「なにもかも中途半端。相手の外国人を自由にしすぎた」と梁も、慣れないポジションに戸惑った。

 先制され、手は打った。後半開始からダブルボランチの梁をトップ下に上げ、中盤をダイヤモンド型に変えた。ショートパスが次々と決まり、C大阪のDF陣をゴール前にくぎ付けにすると、後半25分には左CKから中島が同点ヘッド。だが後半36分、C大阪MFジェルマーノに豪快ミドルを決められ万事休した。

 仙台には不在の外国人選手に、ここまで全3失点を喫している皮肉な現実。また指揮官の思惑とは違い「勝ち点3を取るのか1を取るのか、みんなで話す必要がある」と話す選手もいる。昨季終盤、勝ち点の重みを痛感したはずのチームが早くも2敗目。取りこぼしは、昇格への命取りになりかねない。【山崎安昭】