<J1:札幌2-1磐田>◇第6節◇12日◇札幌ド
札幌の無印DFが日本代表の岡田監督の目を引きつけた。新人柴田慎吾(22)が磐田戦で攻守に活躍、チームの今季ホーム初勝利をたぐり寄せた。前半終了間際にFWダビのシュートのこぼれ球を右足で押し込み、プロ初ゴール。後半は187センチの長身を生かした空中戦で失点を1に止めた。観戦した岡田監督から「いい選手だね。もうちょっと経験を積む必要があるけど」と名前を挙げられるほど、好印象を残した。
磐田は浜松大時代に練習試合で何度も対戦した相手だった。在学中、10試合以上胸を借り、勝ったことは1度もない。それ以上に「サッカーをやめようと思った」というほど、力の差を感じた。それでも、プロを目標に大学4年間で力をつけ、今春札幌入り。第3節柏戦で先発に定着すると、この日、大学時代にたたきのめされた磐田撃破に貢献した。「違ったうれしさがあります」と、感慨深い1勝となった。
チームは01年まで3シーズン指揮を執った岡田監督の前で今季2勝目。柴田は「見に来ていたんですか。いつか成長して代表に呼ばれるような選手になりたい」と誓った。それは遠い将来ではないかもしれない。



