<J1:東京2-1東京V>◇第6節◇12日◇味スタ

 東京ダービーで東京VのFWフッキが、若さを露呈した。前半43分に復帰2戦目で今季初ゴール。しかし、後半にはラフプレーで2度の警告を受け、退場処分となった。試合後は「シュザイ、ムリ、ムリ、…、ムリ」とだけ日本語でコメント。復帰2戦目での初得点が勝利に結び付かないどころか敗戦、自身は退場と最悪の結末だった。

 前半は最高の形だった。43分、自身がペナルティーエリア右で倒されて得たFK。ディエゴが左前方へ流して相手のカベ3枚を外し、左足でカーブをかけながら「ストン」と落としてゴール左サイドネットに突き刺した。今季4戦目(川崎Fでの2戦含む)通算33本目のシュートが、昨年10月28日のJ2第48節草津戦(松本)以来167日ぶりのゴールになった。

 「1つ入れば次からも得点が入っていく」と11日に話したように、2点目を狙いにいった後半だったが、1分とロスタイム(47分)に2度のラフプレー。ゴールへ急ぐあまりチームはバランスを崩し、最後には相手の激しいマークにキレてしまった。DF服部は「カリカリするだけじゃなく、ちゃんとやってもらいたい」と厳しい。起用法への不満から川崎Fを退団し、相思相愛の東京Vへ加入した21歳が、成長を求められた。【岡本学】