今季2度目の連勝が“お見舞い”だ。前節6節ぶりの勝利を手にした大分が、ひざの故障で長期離脱中のMF高橋と家長に連勝をプレゼントする。東京都内でリハビリ中の2人が、29日の東京戦(味スタ)を観戦予定。開幕連勝の後、1カ月以上続いた長いトンネルから抜け出した直後だけに、MF鈴木副主将は「あまり心配させないようにしないとね」と、2人の前での勝利を誓った。

 5日の大宮戦(NACK5)では当時1人でリハビリしていた家長が駆けつけたが、0-2で今季初の完封負けを喫した。東京戦も攻撃陣にFW高松とウェズレイを欠く苦しい陣容の状況は変わらないが、これ以上2人に心配はかけられない。大宮戦前に、家長から激励を受けていたMF金崎は「今は(序盤の失点が続いた)DF陣が安定してきた。FW陣が点を取れるように形づくりをしていきたい」。高い決定力で6試合無得点のFWの役目も担う19歳は、攻撃陣の立て直しに気持ちを高める。

 東京戦では、同じ10代の攻撃的MF大竹との対決にも注目が集まるが「いい選手だと思うが、意識せずに自分らしいプレーをするだけ」と金崎。復帰を目指して厳しいリハビリを続けている高橋と家長に「良薬」となる勝ち点3を届けることだけに集中する。【村田義治】