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「死ね」審判暴言は「なかった」と結論

会見する左から日本協会田嶋専務理事、鬼武チェアマン、松崎審判委員長
会見する左から日本協会田嶋専務理事、鬼武チェアマン、松崎審判委員長

 日本協会とJリーグは2日、都内で会見を行い、東京-大分戦(4月29日・味スタ)で西村雄一審判員(36)が大分DF上本大海(25)に対し暴言を吐いたとされる問題について「死ね」という発言はなかったと結論を下した。西村審判員は3日の名古屋-G大阪戦(豊田スタジアム)で審判を務める。

 この日、Jリーグは佐々木常務が大分を訪れ、初めて上本から事情を聴いた。上本は「死ね」発言があったと主張。前日の西村審判の主張とは真っ向から対立することになった。だが、日本協会とJリーグは、試合のビデオなどを参考に「うるさい」「黙ってプレーして」という発言はあったが、「死ね」という言葉はなかったと判断した。

 会見にはJリーグ鬼武健二チェアマン(日本協会副会長)、田嶋専務理事、松崎審判委員長の3人が出席。上本の言い分について田嶋専務理事は「事実として認める」とし、鬼武チェアマンも「上本選手がうそをついているわけでもない」と明言。前日の調査後には「して」を聞き違えた可能性を指摘したが、それも否定した。

 まったく正反対の主張をする両者を、ともに肯定するという非常にわかりにくい結論。協会関係者は「上本選手を守るためにも、彼の主張は否定できなかった」と明かし、両者に最大限の配慮をしたことをにじませた。

 [2008年5月3日8時24分 紙面から]


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