ベガルタが守護神不在で、首位広島に挑む。ここまで全10試合ゴールを守ってきたJ2仙台のGK林卓人(25)が5日、発熱で練習を休み、6日のアウェー広島戦のベンチ入りメンバーから外れた。このピンチを、控えGKのシュナイダー潤之介(30)と萩原達郎(25)が、自らのチャンスに変えてゴールを死守する。
昇格への最大のライバル、首位広島戦を前に大ピンチだ。4日に体調不良で練習を早退した林の姿が、この日なかった。昨季J1の強豪との大事な試合のため早退したが、1日での回復は無理だった。林は無念だろうが、手倉森監督も先発メンバーを再考せねばならず、頭が痛い。
遠征メンバーにはシュナイダーと萩原のGK2人が入った。どちらが先発しても、今季リーグ戦初出場。「まだ(どちらが先発か)本人には言っていない。ただ、誰が出てもいいように準備をしている。2人にとってはチャンスなんじゃないかな」と指揮官。正GKを奪うくらいの結果を出すことを望んだ。
チャンスが巡ってきた2人も、指揮官の期待に応える。J2リーグ通算149試合出場で、経験豊富なシュナイダーは「気温が上がってきて体調がいい。広島だけ勝ち点差がついてしまっているので、倒してまたダンゴ状態にしたい」。出場すれば8年目で初のリーグ戦出場となる萩原は「DFの裏へのボールやセンタリングとかも、ガンガン前に出て抑えたい」。チームのピンチを完封で救い、ベガルタの再浮上に貢献する。【山崎安昭】



