湘南の反町康治新監督(44)が26日、都内で就任会見を行い、3戦全敗に終わった北京五輪の反省を糧に、攻撃サッカーでのJ1復帰を宣言した。11月にプレミアリーグのリバプールと、ブンデスリーガ昇格1年目で首位に立ったホッフェンハイムを視察。「ゴールに向かう意識付けからやらないとステップアップしない」と痛感したという。前身の平塚でプロ選手となり4季プレーした古巣への思いは強く、クラブ側には広告塔となって地元と密着した活動を行う意向も伝えている。「相手がうんざりするほど前に仕掛けていくチームにしたい」と話した。