東京の190センチFW平山相太(23)が「抑えの切り札」になる。29日の天皇杯準決勝柏戦(エコパ)に向けて、27日東京・小平市内で調整。試合終盤リードの「勝ちパターン」を想定した紅白戦に、守備固めで途中出場した。ボール保持力と守備時のセットプレーで高さを生かしたクリアを期待されての起用。クラブにとって前身の東京ガス時代以来、11年ぶりの同杯準決勝だけに、平山は「チームに貢献して絶対勝ちたい」と役割を自覚していた。