G大阪が来季のACL出場権を目指し、29日に天皇杯準決勝の横浜戦(国立)に臨む。27日は試合2日前ながら完全オフにする“禁じ手”を使って疲労回復に努めた。この日はユースチームがJユース杯で優勝。弟分に負けないためにも、元日の決勝進出を懸けた今年最後の大一番に勝つ。
本来なら試合2日前のこの日は、紅白戦など実戦形式の練習を行う重要な位置づけだった。しかし、今季ここまでACL、クラブW杯、リーグ戦を中心に過酷な日程をこなしてきた。ブローロ・フィジカルコーチが「これ以上練習させられない」と深刻な肉体疲労を不安視し、西野監督がオフに変更した。この1週間は試合以外に本格的な練習は1度しかない。
21日に閉幕したクラブW杯では世界3位に立った。西野監督は「ああいう大会(クラブW杯)が終わった後で、国内の相手に勝たないといけないというのはある」と意地でも決勝戦に駒を進める考えだ。
今季リーグ戦は8位に沈んだため、来季ACLに進むためには、天皇杯を制するのが残された唯一の道になる。MF遠藤は右太ももに張りを訴える。指揮官は「明神も痛んでいる。みんなテーピングを巻いてやっているし、内科的に良くない選手もいる」。それでも前身松下電器時代の90年度以来、優勝へあと2勝に迫った。29日は総力戦でタイトルをつかみ取る。




