柏が、持ち味のスタミナ勝負でG大阪に挑む。今季J11位の柏が、アジア王者G大阪に勝る点は、運動量とノリだ。元日の天皇杯決勝を前に30日、石崎監督は「ガンバは今月だけで、もう6試合も戦っている。前半にたくさん点を取られたら厳しい。向こうは疲れるだろうし、うちは後半に切り札がいる」と、ケガ人続出で疲労困憊(こんぱい)の相手を刺激するような言葉で神経戦を仕掛けた。

 単純に走って相手のスタミナを奪うだけでなく、ニコニコ走りで余裕を見せることで、どんどん相手を疲れさせる作戦だ。29日の東京戦で決勝点を奪ったFW李は「同じサッカーをすると、絶対にガンバには勝てない。うちが勝るのはノリとスタミナ。ノリノリ楽しく走れば、相手は疲れるはず。ぶっ倒れるくらい、走りきります」。ニコニコ走りに徹し、99年ナビスコ杯以来のタイトルを狙う。