感情は出さず、結果を出す。全国高校選手権4戦8得点の鹿児島城西FW大迫勇也(3年)は7日、東京・清瀬市で練習再開。6日のU-20(20歳以下)日本代表合宿で、岡田総監督が高く評価したが冷静に受け止め、大取材陣にもポーカーフェースを通した。
岡田総監督の「非常に楽しみなタレント。(合宿に)呼ぶ可能性があった」という発言を聞いた大迫勇は、表情を変えずに話した。「うれしいし、ありがたいが、まだ足りないところが多い。(選手権で、まだ決めていない)ヘディング以外にも、プロで通用しない部分は、たくさんある」。内定している鹿島での出場や、10年南アW杯への意欲を聞かれても「鹿島は、すごい人ばかり。W杯は先なので、少しずつ目の前のことをクリアしてから」と謙虚だ。準決勝3日前の取材としては異例の10社以上の記者に囲まれ、8台のカメラに追われる中、軽めのメニューを淡々とこなした。
もともと大迫勇は口数が少なく、取材が苦手。「プロになる前に大きく載るのは(自分のために)良くないと思う。でも、取材を受ける自分も、コントロールしないといけない」と話す。超高校級ストライカーは、ピッチ外でもマークを外し、冷静に日本一を追う。【佐藤千晶】




