トリニータはNo,Change!

 大分は30日、大分市内で09年新体制会見を開き、今季スローガンは昨年と同じ「One

 Heart,Big

 Challenge」を踏襲した。新ユニホームと同様、ロゴの最後にナビスコ杯優勝を表す星マークが加わったが、スローガンの継続はクラブ史上初だ。

 大きく変革がないことが最大のプラス材料だ。これまで主力流出が続いたが、今年はチーム人件費を1億円増の約11億円とし、期限付き移籍満了のDF小林亮以外、全選手の引き留めに成功した。「これだけいい選手なので引き合いは多いが(リーグ)優勝、勝たせるために全力で引き留めた」と原強化部長。溝畑社長も「これまでチェンジといってきた年は、ことごとく失敗してきた。昨年の成績がフロックにならないために大きなチェンジより、昨年の土台をガッチリ固めて熟度を高めていきたい」。初タイトルを獲得した昨年からの熟成を誓った。

 チームは31日に始動する。「1歩間違えればマンネリと言われる。ハングリーさを無くさず、ワンランク上を目指す。昨年の勝ち点(56)を上回って、ACL(アジア・チャンピオンズ・リーグの出場)権を取りたい」と溝畑社長。大きな改革を行わなかった大分が、さらなる大きな成果に挑む。【村田義治】