J1清水のFW岡崎慎司(22)がチームに本格合流した。鹿児島キャンプ8日目の16日、午前、午後の2部練習をフルメニューで消化。午前に行われた「階段&坂道ダッシュ」では「覚悟していたけど、とりあえずキツイ」と、話しながらも軽快な走りで好調ぶりをアピール。午後は、10対10のハーフコートゲームで、FWヨンセンとの「初コンビ」も披露した。2人のコンビネーションからMF山本真のゴールを演出する場面もあった。

 岡崎は「(ヨンセンが)どんな動きをするか確かめながらやった」と、約3週間後に控える開幕に向け、まずは第1歩を踏み出した。ヨンセンは「代表の試合をテレビで見ていた。スピードもあるし、いいシュートを持っている。フィーリングはグッド」と、少ない時間のプレーながら好感触を口にした。また、長谷川監督も「岡崎は誰と組んでもやれる。ヨンセンもやりやすいと思う」と太鼓判を押した。

 鹿児島キャンプは、17日のKリーグの城南一和天馬戦で打ち上げとなる。岡崎は「コンディションはいい。明日の試合も動けると思う」と意気込みを語った。今季代表戦3戦3発の絶好調男が一気に“清水モード”に突入した。【為田聡史】