<練習試合:福岡1-0仙台>◇21日◇宮崎・生目の杜陸上競技場
福岡攻撃陣が“ユタカ”になった。仙台との練習試合で熊本から新加入したFW高橋泰(ゆたか=28)が待望の“移籍初ゴール”をマーク。その後も、高橋-大久保の2トップに中盤がからむ分厚い攻めで、昨年3位とのリーグ前哨戦を1-0で制した。「(主力は)キャンプ最後の試合。やってきたことがだせた」。昨季J2得点ランクで2位の19ゴールをたたきだしたストライカーは安堵(あんど)顔だ。
前半37分、ポスト役の大久保に縦パスを入れた後のプレーだった。1度ははね返されたボールを右サイドに展開。右MF鈴木がゴール前に走り込んだ左MF岡本に当て、落としたボールを高橋が狙い澄ましてゴールに蹴り込んだ。「タイミングもよく、きれいで、流れの中で素晴らしい得点だった」と篠田監督。FWだけでなく、中盤の選手が何人もプレーにからんで生まれたゴールを絶賛した。
昨年のチーム得点王は14得点の大久保。打点の高いヘディングが武器だが、攻撃パターンが大久保頼りになっていた感は否めない。「リスクをかけて攻めないと。中盤が何人も(ゴール前に)入ってくることで、自分がフリーになる。おもしろいプレーになる」と高橋。高橋-大久保の2トップを軸に“ユタカ”になった09年仕様の攻撃力で、福岡が2週間後の開幕戦に向かう。




