<J1:新潟2-1鹿島>◇第2節◇15日◇東北電ス

 鹿島期待の大型新人FW大迫勇也(18)のJリーグデビュー戦は、ほろ苦いものとなった。2点を追いかける後半30分にMF本山に代わり投入されると、同45分には右サイドで強引に相手DFジウトンを振り切り、チャンスを演出。才能の一端を見せながらも得点に絡めなかっただけに「もっと仕掛けてシュートを打ちたかった。負けたので悔しいです」と厳しい表情を浮かべた。

 7日のリーグ開幕浦和戦はベンチ入りしながら出場せず、11日のACL水原戦は遠征に帯同しながらベンチ外。オリベイラ監督からは田代の周囲で積極的に仕掛けるよう指示され、精力的に動いたが、ゴールという最高のアピールはできず「切り替えて次やるしかない」と話していた。