リーグトップに並ぶ4得点を挙げている横浜FW渡辺千真(22)が14日、ルーキー一番乗りで達したA契約の締結に際し、新たな目標を掲げた。11日の神戸戦(ニッパ球)で出場450分に達し、この日に交渉を行い合意に至った。渡辺も「うれしいですが、ここから始まりです」と気を引き締めていたが、木村監督はJリーグ初代得点王の名前を出して、さらなる成長を促した。
同監督は「真のストライカーは、簡単なシュートを簡単に決める。難しいゴールより大変なことだよ。例えばディアスは、決めるべき時に確実に決めていたから固め取りがあった」。93年から95年途中まで在籍したディアスは、93年の得点王。当時、木村監督はヘッドコーチを務めており、すごみを肌で感じている。
渡辺は、監督の要望を理解していた。「そうですね。これから研究もされるだろうし、チャンスは少なくなる。それをしっかり決めなければいけません」。神戸戦でも2得点を挙げたが、決定的な好機で決められずハットトリックを逃している。出遅れたチームの巻き返しに、渡辺のゴール量産は欠かせない。【飯島智則】




