J2仙台MF関口訓充(23)が、26日のアウェー熊本戦で尊敬する先輩に挑む。熊本FW木島良輔(29)は、母校帝京高(東京)の6年先輩。関口が同校に進むきっかけになった、97年度の全国高校選手権準Vメンバーだ。一方で自身は04年のプロ入り後、得点した試合は8勝5分けと不敗。先輩に成長した姿を見せるべく、勝利と今季初ゴールを狙う。

 関口が帝京高を目指すきっかけになった理由の1つが、木島の活躍だった。97年度の高校選手権決勝で、MF本山(鹿島)らを擁した東福岡と、MF中田(鹿島)や木島の帝京が対戦。帝京は1-2で敗れたが、雪中の激闘は、当時小学6年生の関口少年の脳裏に刻み込まれた。「帝京でサッカーをやりたい」と。

 入学後も「(中田)浩二さんや木島さんは有名で、僕の在学中も頻繁に話題に上ってた」という。現在も尊敬し、親交がある。2月の宮崎キャンプ中も、オフを利用し熊本に出向いて再会。同じドリブラーとして動きも参考にしている。

 ただ、ピッチに入れば話は別。成長した姿を見せるためにも、勝利直結弾を狙う。04年のプロ入り後、得点した試合は8勝5分けの「不敗神話」を持つ。熊本戦で今季初ゴールをマークすれば、勝利にグッと近づき、木島にも成長した姿を見せられるに違いない。

 昨年9月13日の熊本戦では2アシストを記録し、4-0の勝利に貢献した。次は自分で決める-。関口は「僕のゴールより勝利が優先だけど、チームとしては点を取るまでガンガン攻めていく」と言った。その攻撃陣の中心にいる関口が、先輩の前で勝利に導く1発を決める。【木下淳】