日本代表FW大久保嘉人(27=ボルフスブルク)の神戸復帰が内定したことが11日、分かった。3億円近い移籍金をめぐる神戸とボルフスブルクのクラブ間交渉が、この日までに大筋で合意に達した。大久保は、神戸から復帰要請を受け移籍を希望。5月31日のキリン杯ベルギー戦(国立)で痛めた左ひざの状態が良くなれば、今月中にも神戸の練習に参加する。ポジションは日本代表でも主に起用されている左MFとなりそうだ。大久保はこの日、代表から離脱。しばらくは福岡県の実家に帰省する予定で「ゆっくり休み、コンディションを整えたい」と話した。