広島から期限付き移籍したJ1山形DF西河翔吾(26)が1日、チームに合流した。初日から小林監督の「居残り個人トレ」を体験し「成長できるチャンス。体調はバッチリです。期待に応えられるように頑張ります」と新天地での活躍を誓った。

 C大阪を指揮した04年から、小林監督が注目していた。「前に強いだけでなく位置取りがいい。センターバックが安定していないので(西河は)戦力。(4日浦和戦出場の)チャンスはある」と話した。右足首痛の園田と、蓄積疲労の石井は7月中の復帰が難しく、この日は股(こ)関節に不安のあるレオナルドが別調整と緊急事態だ。今季、公式戦出場のない西河だが、突然の出番に備え指揮官の指導を熱心に聞いていた。