川崎FのDF寺田周平(34)が、11日の新潟戦(東北電ス)を前に「トラウマ」を封印する。自らのバックパスを奪われ失点した、5日の鹿島戦のビデオを反省のため何度も見ていたが、次戦が迫り「切り替えないといけない。しばらくは見ない」と話した。アウェー新潟戦は01年から10連敗中の「鬼門」だが、寺田は「あのミスで何が何でもタイトルという気持ちになった」と、勝ち点31で並ぶ2位新潟をたたき、首位鹿島に肉薄するつもりだ。