J1磐田が次節山形戦(19日)での「リベンジ」に向け、再スタートを切った。リーグ後半戦に突入した15日、フィジカル練習を中心に追い込んだ。山形は開幕戦、しかもホームで2-6の惨敗を喫している遺恨の相手。出はなをくじかれスタートダッシュを失敗しただけに、選手らはリベンジに燃えている。今季から主将に就任し、初陣となった一戦で苦汁をなめたDF茶野は「チャレンジャーの気持ちでいく」と、闘志をみなぎらせた。

 チームは前節大分戦で連勝を飾り、前半戦を終え今季最高の7位に浮上した。上位進出のためには、アウェーとはいえ勝ち点を持ち帰りたいところ。柳下監督は「特別こちらから言わなくても、選手は相当気持ちを持っている。集中力は自然と高まると思う」と期待し、週末の試合に準備をする。