鹿島を止めるのは、オレたちだ!

 J1清水は18日の鹿島戦(午後7時、アウスタ)に向け、約1時間のミニゲームなどで最終調整を行った。リーグ15試合不敗中で、首位を独走する鹿島をホームで迎え撃つ。W杯アジア最終予選後、4戦4発のエースFW岡崎慎司(23)は「今季は上位のチームを倒して、自分たちの力を証明してきている。自信を持ってやれば、大丈夫だと思う。同じチームに2回とも負けたら何も残らない」と首位たたきを誓った。

 前半戦は、鹿島にこそアウェーで黒星を喫したが、2位浦和とはドロー、3位新潟、4位川崎Fには勝利し、上位勢相手にも力を発揮してきた。さらに、08年7月20日(新潟戦)以来「ホーム不敗記録」も16試合で更新中だ。長谷川監督は「ホームだし、思い切ってやる。守るつもりはないし、自分たちのサッカーを貫きたい」と力を込めた。

 18日、23回目の誕生日を迎えるDF青山直晃(22)は「マルキーニョスと(興梠)慎三をいかに止めるか」と分析し「誕生日プレゼント?

 勝ち点3が欲しいですね」と、勝利で自らのバースデーに花を添えるつもりだ。後半戦の初戦で、清水が王者鹿島の出はなをくじく。【為田聡史】