東京の日本代表DF長友佑都(22)が、8月上旬に虫垂炎の手術を受ける可能性が高くなった。今週に入って腹部の違和感を訴えた長友は22日、埼玉県内の病院で精密検査を受け、5月下旬に発症した虫垂炎が再発の兆候を見せていることが判明。「頭のどこかで気になっている。オフとかタイミングで手術は考えている」と話した。

 現時点では25日の広島戦も出場する予定だが、2週間前から試合後に疲労感が残るなど体調不良が続いている。城福監督は「中断期間に手術した方がいい」と、8月8日のJOMO杯(韓国・仁川)開催で、リーグ戦の間隔が約2週間空くため、8月上旬の手術を勧める考えだ。

 長友は5月下旬の日本代表合宿で、虫垂炎の初期症状を訴えて同27日のキリン杯チリ戦を欠場。その後は薬を服用し、症状は治まっていた。