神戸が25日のホーム大宮戦に勝利すれば、和田昌裕新監督(44)が、ペンギンと一緒にお立ち台に上がることを検討中だ。24日は大宮戦への最終調整。就任後2分け1敗と未勝利の指揮官は“港町”らしい珍プランに「ホンマ?

 ペンギンはかわいいけど、意外と凶暴らしいで。大丈夫かいな」と目を白黒させた。

 大宮戦には夏休みの特別ゲストとして、フンボルトペンギンが来場予定。当初、お立ち台登場は想定外だったが、6月の中断期間明け後は2分け3敗と未勝利のチームを励まそうと、急きょ検討に入った。フンボルトペンギンは暑さに強く、体調次第では試合後の選手とのハイタッチの列に並ぶこともある!?

 この日、2日連続の非公開で戦術を隠した指揮官は「5~6通りのシステムを試した。中身は言えんけど、形はできた」とニヤリ。“ペンギン作戦”ならぬ、変幻自在の“カメレオン作戦”で初星を狙う。エース大久保も「点を決めるから、ペンギンをくれへんかな。息子が好きやねん」。ペンギン効果は意外にあるかも?

 【益子浩一】