千葉の江尻篤彦新監督(42)が28日、オシム語録を使って、強化方針を明かした。03年から2年間、コーチとして千葉のオシム体制を支えた同監督は「師匠の言葉を借りれば『サッカーにサプライズはない』です」と言い「努力して練習したことはうそをつかない」と説明した。選手の前でも同様の言葉を用い「練習でできないことは実戦でもできない。普段から、考えながら走ろう」と力説した。

 練習では5色のビブスを使った紅白戦を実施し、毎週水曜日には練習試合を入れるなど、内容もオシム元監督に似ている。三木社長は「長期計画でチームを強化してもらいたい」と発言。契約期間は2年半、年俸は3000万円(推定)とみられる。