<J1:名古屋1-0新潟>◇第24節◇29日◇瑞穂陸
新潟は名古屋に0-1で敗れ、昨年に続いて、白星がないまま8月を終えた。
8月に試合するのは、もうたくさん?
新潟が名古屋に完封負けし、4戦全敗の昨年に続き2年連続で8月は未勝利に終わった。DF内田は「例年より涼しいから運動量は落ちてないし、去年のようなふがいなさはない。8月は落ちるとか、いろんな人に言われて、それをバネにしてたけど結果が…」と首をかしげた。
04年のJ1昇格以降、8月は6勝5分け14敗と大きく負け越している。毎年のように8月は、暑い敵地で星を落とすと、そのままズルズルと勝てなくなっていた。そんな「夏休みの課題」を克服しようとクラブは動いた。これまでアウェー戦の前日は、新潟で練習してから現地に入っていたが、今年からは練習も現地で行い体を慣らすことに努めた。練習後にはビタミン補給のため、オレンジも食べ始めた。
ところが、試合2日前の27日、そんな対策をぶちこわすような「事件」が起こった。今季10得点でチーム得点王だったFWペドロ・ジュニオールが、G大阪に電撃移籍。困ったときに1人で局面を打開してくれたペドロがいなくなり、攻守に左サイドのバランスが崩れ、前半20分にあっさり失点。DF永田は「ペドロに頼り切りのところがあった。痛い」と肩を落とし、FW大島も「強引に打開していた場面がつくれなくなった」とつぶやいた。
後半20分には大島を下げ、昨季までの2トップに戻し、猛反撃も無得点に終わった。「行ってしまったもの(ペドロ)はしょうがない」という、鈴木監督の嘆きも、もの悲しい。新潟にとって8月は、鬼門以上の「地獄」なのかもしれない。J1記録の5連続ドローが途切れたと思ったら3連敗。泥沼は、どこまで続くのか…。【村上幸将】



