鹿島FW興梠慎三(23)が発熱による体調不良でダウンした。16日に症状が出たため、練習を欠席。茨城県鹿嶋市内の病院でインフルエンザの検査を受け陰性だったものの、同市内の選手寮で休養した。回復が遅れれば19日のアウェー横浜戦への出場が微妙になる。

 中止となった12日の鹿島-川崎F戦が、10月7日に試合途中から再開されることが決定。残り16分を消化して成立するため、同戦で累積4枚目(次戦出場停止)の警告を受けた興梠の処分は持ち越しとなり、横浜戦出場が可能になった。だが、この日から始まった横浜を想定した戦術練習も欠席。クラブ関係者は「熱が下がればすぐに練習に合流できる」と話したが、不振からの完全脱出を図る王者に一抹の不安が生じた。