藤枝東の名コンビが、7年ぶりに復活する。J1磐田は24日の練習で、紅白戦中にMF山本康が左足首を負傷し離脱。主力組の2本目には、代わりにMF成岡翔(25)が入り、MF岡田隆(25)とダブルボランチを形成した。藤枝東時代にはトップ下とボランチとして中盤を形成した同級生2人が、26日の東京戦でプロの世界では初めて組むことが濃厚となった。

 高校時代は成岡が前で自由に動き、岡田がカバーすることが多かった。背番号も成岡が10番で岡田が6番。しかしこの日は違った。岡田が豊富な運動量で前線に走り込んで、成岡がカバー。逆転現象に成岡も「高校のときとは違った」と苦笑いした。もちろん岡田は理解をしながらも「基本的には翔が上がって僕がカバーする。でも、状況によっては前に上がります」と宣言。迷コンビぶり?

 を発揮していた。【栗田成芳】