J2湘南入りが決まった浜松開誠館MF松浦勇武(3年)が28日、浜松市の同校で仮契約後に会見を行った。181センチ、68キロの恵まれた体格のボランチで、今季はトップ下からゲームメーク役に転向して素質が開花。チーム初の総体県4強の立役者となった。

 同校からのJリーグ入りは今季J1清水に加入したMF竹内涼(18)に続き2人目。青嶋文明監督(41)とともに、満面の笑みで壇上に上がった松浦は「プロになれたことに満足せずに、試合に出ることを目標にして頑張りたい。自分の特長を出して勝負していきたい。最後の選手権では必ず国立のピッチに立ち(青嶋)監督を胴上げしたい」と有終の美を誓った。