勝敗のカギは得点力アップ ! J1首位を走る清水の長谷川健太監督(44)が14日、FW原一樹(24)を次節大分戦(18日、九石ド)のキーマンに指名した。この日は、9対9のハーフコートゲームなど約2時間の練習を行った。長谷川監督は「大分はマンツーマンで守備をしてくる。そうなると、多少バランスを崩してでもいかないと、点は取れない」と、言外に原の起用をほのめかした。

 夏場は、けがも重なり不調に苦しんだ原だが、11日の天皇杯2回戦で公式戦16戦ぶりのゴールを決め、復調の兆しを見せた。「一樹の調子が上がってくれば、変則3トップもできる」(長谷川監督)。岡崎、ヨンセン、原の3人を同時起用し、今季序盤戦の得点力不足を打破した「超攻撃的オプション」の再現も可能となる。流動的な起用が、予想される原も「サイドでもトップでも、与えられた場所でチームが勝つために仕事をする」と準備万端を強調した。

 最近4試合のアウェー大分戦は、9得点13失点と荒れた内容が目立つが、守備的に臨むつもりはない。攻めの姿勢を貫いてこそ、悲願の「リーグ制覇」が見えてくる。【為田聡史】