J1山形小林伸二監督(49)が15日、リーグ戦残り6試合の攻撃プランに、グラウンダーのアーリークロスを加えた。前日14日、宮城スタジアムで日本代表-トーゴ代表戦を観戦。前半5分に左サイドの低い位置から中央へのパスに反応し、相手DFの背後を突いて先制点を挙げたFW岡崎の動きを絶賛した。同監督は「転がすアーリークロスは効果的という確信を得た」と目を輝かせた。

 台風の雨が影響しパス精度が低かった8日の練習から連日、速くて強く転がすアーリークロスの練習に時間を割いた。同監督は「浮かせるクロスは精度が悪かったり、相手に当てることが多い。ゴロの方がしっかり狙えるコースも増える」と意図を説明。この日もパスの出し手と受け手の呼吸を、入念に確認した。長身選手が少ないチーム事情も、新たなオプションづくりの一因だ。まずは17日の神戸戦に勝ち、その効果を実証する。【山崎安昭】