山形、古橋・長谷川の2トップで雪辱誓う
結果を恐れず、仕掛けろ! J1山形小林伸二監督(49)が16日、17日のホーム神戸戦でイレブンに積極性を求めた。3日の大分戦(0△0)は、疲労とJ1残留争いの重圧で運動量の少ない“消化不良”な展開に。「戦術を充実させるにはメンタルが必要」(同監督)と、選手を鼓舞した。FW古橋、長谷川の先発2トップは、残留争いから抜け出す得点を誓い合った。
ふがいないゲームを、ホームの観客にもう見せない。この日、非公開で最終調整を終えた小林監督は、表情を引き締め口を開いた「積極的に行く。自分たちが勝って(残留へ)前進するという、熱い気持ちでみんなに戦ってもらう」。神戸戦の直前に行うミーティングで、選手のテンションを上げてピッチに送り込む。
同監督が「見に来てくれた先輩に『見た中で一番悪い』と言われた」と振り返る大分戦。J2降格に後がない大分が「割り切って攻撃して、難しいゲームになった」(同監督)という通り、守勢に回ったもどかしさがある。さらに、調整に負荷をかけすぎ疲労をためたことを反省。神戸戦はわずか3日間の練習で臨む。
ホームのリーグ戦は、8月19日の東京戦(1○0)以来、約2カ月も未勝利。勝利への意欲は高まるばかりだ。右足首に痛みが残っている長谷川が「(強行出場した)大分戦に比べればかなりいい。大丈夫」といえば、古橋も「点を取って勝ちたい。イメージはできているので、決めるだけ」と決意を語る。2トップはこの日も居残りで、シュート感覚を研ぎ澄ました。
嫌でも重圧が増してくるリーグ戦は、残り6戦。06年に、C大阪で降格の屈辱を味わった古橋は、経験の浅いチームメートに「力が入りすぎてもダメ。難しいことだけど」とアドバイスする。緊張で金縛りになるのではなく、シーズン序盤のチャレンジ精神を取り戻せ-。目の色を変えたモンテ戦士が、残留に近づく1勝を、神戸から奪う。【山崎安昭】
[2009年10月17日11時56分 紙面から]
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