J1清水が中盤の構成を変えて、31日の天皇杯3回戦の札幌戦(アウスタ)に臨む。28日の戦術練習では複数の組み合わせをテスト。その中で最も時間を割いたのは、MF本田拓也(22)、MF山本真希(22)のダブルボランチに、左にMF兵働昭弘(27)、右にMF藤本淳吾(25)を配置した中盤のチェックだった。長谷川健太監督(44)は「どれがベターなのか、明日の紅白戦で最終的な判断をする」と最終決定は29日に持ち越した。

 リーグ戦の柏戦(8日)に向けた試金石にもなる。なかなか定位置を確保できずに苦しんでいるMF藤本は「最近は体調もいいし、楽しみ。重苦しい雰囲気のまま柏戦を迎えたくない」。前節は出場停止だったMF本田の代役として先発したMF山本も「チームが勝つことが一番大事」と前置きした上で「(レギュラー争いに)負けたくない気持ちはある。自然と燃えてきますね」と意気込んだ。チーム内の競争意識の高まりが、連敗中の清水に再び活力を与えるかもしれない。【為田聡史】