コンサドーレ札幌が、来週にも石崎信弘監督(51)に来季続投への正式要請を出すことが29日、明らかになった。矢萩竹美社長(59)はこの日、来季監督について「11月第1週中にはアクションをおこしたい」と発言した。石崎監督自身、続投に支障はなく、クラブは11月中旬の正式発表を目指し、本格交渉に入る。戦力構想についても同監督の意向に沿って進められるなど、2年目の体制継続が濃厚な状況となってきた。
札幌が、ようやく本腰を入れて来季監督人事に着手する。矢萩社長はこの日、石崎監督への続投要請のタイミングについて「11月上旬にはアクションを起こしたいと強化サイドと話している」と明言した。具体的な日程は同監督と調整中も、31日の天皇杯清水戦終了後、チームは2日間の休日となるため、早ければ3日にもクラブ側の意思を正式に伝える方針でいる。同社長は「(オファーを)断られることは想定していない」と、11月中旬の発表を目指し本格交渉に入る。
これまで石崎監督は「クラブからオファーがないから何も分からない」と札幌側の立場を尊重し、意思表示を避けてきた。しかしオファーを受けた場合については「断る理由はない」と明言している。要請があり次第、一気に交渉が進展する可能性は高い。
来季戦力構想に関しても矢萩社長は「石崎監督の意向を含めて動いている」と、水面下では続投へ向けての準備が進んでいることを明かした。実際に同監督と三上大勝強化部長(38)の間で補強についての話し合いは複数持たれており、同強化部長も「可能な限り監督の意向に沿える補強を」と続投を前提に選手をリストアップしている状況だ。
トップチーム人件費が今季から2億円減の4億円台まで圧縮される来季、指揮官が望む戦力が集まるかが懸案事項だったが、矢萩社長は「クラブの経営状況は理解してもらっている」と言うように、障害はなくなったもよう。石崎監督の来季続投は、限りなく現実的になってきた。




