コンサドーレ札幌の石崎信弘監督(51)が3日、米歌手の故マイケル・ジャクソンさん(享年50)の創作意欲に刺激を受けた。1日のオフを利用してマイケルさんの主演映画「THIS

 IS

 IT」を観賞。同世代ながら常に新しい音楽を生み出しつづけた天才アーティストの姿勢に共鳴した。

 天皇杯に敗れ今季の目標はなくなったが、高い向上心を持続し続けたマイケルさんの魂をチームにも注入する。石崎監督とマイケルさんは同じ58年生まれ。「新しい発想、要求を続ける姿勢は学ぶべきものがある。分野は違うがサッカーにも必要なことなのではないか」と、年齢を重ねても飽くことのない発想力に感心する。

 「選手にも(映画を)見るように言おうかな」。石崎監督のユニークな提案にDF西嶋も「どんな仕事でも(マイケルさんのように)常に自分を高めようとする姿勢は刺激になる」と共感していた。