15位大宮が、史上最速での残留争い脱出を狙う。5日、志木市内のグラウンドで8日の次節広島戦(NACK)に向けて練習を行った。広島戦で勝ち、勝ち点9差の16位柏が引き分け以下なら、J1残留が決まる。主将のMF藤本主税(32)は「残留争いは、もういい。しっかり戦って決めたい」と、常に付きまとってきた「残留争い」からの脱却を誓った。

 J1に昇格した05年以降は毎年、残留争いに身を置いている。一昨季、昨季は最終節までもつれたが、今季は次節にも、3試合を残して残留が決定する。広島には、5月のナビスコ杯予選で0-7と大敗。99年から4年間広島に在籍した藤本は「ボールは持たれると思う。浦和戦みたいにカウンターだね」と、徹底した守備からのカウンター攻撃で3-0と快勝した浦和戦を引き合いに出し、古巣撃破に自信を見せた。この日の練習後は、張監督のおごりで選手全員が韓国料理を食べ、士気を高めた。