基礎技術を徹底的に確認し、21日大宮戦に備える。J1山形は13日、全体練習後に各ポジションに分かれ、基本トレに汗を流した。FWはシュートトレ、攻撃的MFは、サイドから中央へ切り込んでのシュートなど、小林監督以下コーチ陣が見守る中で丁寧に繰り返した。残り3戦となったリーグ戦で、J1残留への命運を左右しかねない基本動作を、体に染み込ませた。
開幕前のキャンプでこなしていた基礎トレーニングに、この時期わざわざ時間を割いた。小林監督自ら速いパスを出し、ボールの受け方を指導されていたボランチ組は、全体練習後10分以上も汗を流す。1対1の攻防を繰り返したDF石川は「試合よりきつい。ミニキャンプだね」と、息を切らした。
これまでも、継続して指名制で居残りトレを課し、基礎技術を教え込んできた小林監督。この日は、全員を4グループに分け、各ポジションごとの必要最低限の動きを確認させた。小林監督は「ベーシックなことばかりだよ。でもそういうことが基本だと教わっていない」と話す。トラップひとつでも、より正確にこなせれば足もとを見る時間が減る分、周囲を見渡せ判断スピードがアップする。
残り3試合で、残留切符をしっかりもぎ取りたい山形。21日大宮戦まで試合が空くため“ミニキャンプ”での立て直しに力を注いでいる。残り試合は緊張感が増す分、わずかなミスが結果に直結する。小林監督は「(アドバイスを)少しでも意識してやれればね」と、真剣に基礎練習をこなすイレブンを見つめた。【山崎安昭】



