助っ人が、ライバルとの決戦に初参戦だ。J2仙台DF朴柱成(25)とFWマルセロ・ソアレス(27)が、勝てば首位に浮上する22日のC大阪戦(ユアスタ)に初出場する。ホームに首位C大阪を迎え撃つ一戦に朴は先発、ソアレスは途中出場が濃厚。2人とも今季のC大阪戦2戦に出場しておらず、相手にとって未知数の存在。1分け1敗のリベンジを担う秘密兵器になる。

 首位決戦を控え、朴が武者震いした。開口一番「8番(MF香川)を止める」と宣言。初めてマッチアップする、現在J2得点ランク1位(27得点)の相手に対し“韓流マーク”で対応する。

 朴

 許されるなら90分間、ぶっ通しで(香川に)密着したい。韓国では、水を飲む時も、反対サイドにいても徹底マークする。

 第1クール(C)の対戦では左太もも裏の肉離れ、第2Cは左足の付け根痛で離脱。チームも1分け1敗に終わった。朴は「僕が出ていれば勝っていた」と不敵に笑った上で「8番は韓国で大成しないタイプ。技術は素晴らしいけど、体をぶつけられると吹っ飛ぶから。ボールごと倒す」と語気を強めた。183センチ、78キロの朴が173センチ、63キロの香川をボディーコンタクトで封じ込めるつもりだ。

 朴が攻撃のキーマンを止めた後は、今季14得点のソアレスの出番だ。義父のマウロ・マドゥレイラ氏を通じ、敵将のクルピ監督とは親交があるが「試合には関係ない。クルピはオレが黙らせる」とソアレス。バウキリア夫人ら家族が10月中旬に帰国。慣れない単身赴任でも「フェジョン(ブラジルの豆料理)を作ったり、自炊できるから大丈夫。母国の家族のために活躍しないと」とモチベーションは落ちない。

 ソアレスは「初出場でもビデオで研究されてる」と冷静だが、C大阪にとって朴の突破とソアレスのスピードは未知との遭遇-。助っ人パワーが、逆転Vに向けた首位奪還の鍵を握る。【木下淳】