経営難に陥っている大分の溝畑宏社長(49)が責任を取り、辞任の意向を固めたことが19日、分かった。20日にも会見する。Jリーグ関係者によると、J2降格が決まった時点で辞任に傾き、Jリーグから最大6億円の巨額融資を受けるめどがついたことで、けじめをつけることにした。

 溝畑社長は自治省(現総務省)から90年に大分県に出向。94年の大分発足時から運営に携わり、04年に社長に就任した。この日、大分市内の本社で開かれた定例役員会では今後の再建策などについて涙ながらに説明したという。報道陣には「話すことは特にない」と言葉を濁したが、辞意は固く、1年でJ1復帰を目指す大分は来季、新体制で出直すことになる。