湘南のJ1昇格に、注文がついた。Jリーグは11月30日、臨時理事会で来季のJ2入会、J1昇格クラブについて審議。湘南についても3位以内でのJ1復帰を承認したが、ホーム平塚競技場への大型ビジョン導入などが課題とされた。J36クラブのうち、大型ビジョンがないのはJ2の愛媛と湘南だけ。すでに愛媛には設置計画があるだけに、鬼武チェアマンは「昇格したら、平塚市に強く改善を要望したい」と話した。

 また、JFL4位となったニューウェーブ北九州は1日からの新チーム名「ギラヴァンツ北九州」としてJ2入会を承認。スポンサー収入、入場料収入の増大を求めるとともに、4、5年後を目指して建設計画が進む新スタジアムに期待した。来季J2は19チームとなるため、今季の3回戦から2回戦総当たりに移行。「試合数は減るが、その分クラブには集客努力をしてほしい」と話していた。