横浜のベテランDF松田直樹(32)が、木村和司監督(51)と同じ1年契約で勝負をかける。17日、横浜市のマリノスタウンで契約交渉に臨み、推定年俸4000万円の現状維持でサインをした。前回交渉で松田が希望した複数年契約は、クラブ側から認められなかったが「監督も1年契約で来年にかける思いがあるだろうし、オレもね」と、気持ちを切り替えて来年へ臨む。木村監督は14日の就任会見で、チーム低迷の原因を「要はヘタクソ」と評した。松田は「厳しいけど、確かにヘタだから勝てないんでしょう」と認め「監督の期待にこたえるには優勝しかないと思う」と目標を語っていた。